日付 2005/7/21 タイトル ユースホステル桃岩荘行ってきたよ!
天気 曇りのち晴れ 体調 良好
現在地 気温 快適
走行距離 45km 総走行距離 3683km

”あの”桃岩荘に潜入(宿泊)だ!

 8時半頃起床。Yさんが
スコトン岬には一緒に行ってやるよ。人数一人足らなくなったら後でうらまれそうだからな〜」
サンキューYさん!朝、キャンプ場に来たライダーを誘うと、あっさりOK。
「よし、この調子だ!」
人を募るべくスコトン岬に向かった。

 到着し、あたりを見るが、観光ツアーの、年配の方以外いないな・・
ぎりぎりまでがんばるも、1制限時間の12時をまわり、トド島上陸作戦は失敗・・ くそー。人数が集まらないことをライダーさんに連絡した。

 俺らの自転車隣に泊まってた赤カブの人と少し話をすると、あの有名なユースホステル、桃岩荘に泊まって、「愛とロマンの8時間トレッキング」に参加したそうだ。
赤カブの人「ここにきたら絶対やるべきですよ。すごく楽しかったです!」
俺「よし!泊まろう!」
Yさんも泊まることを決心したようだ。

 北海道を旅してて、桃岩荘の噂はよく聞いていた。
「はまる人は、はまるみたい。」
「一度は行っておいたほうがいい」
アニメソングを歌って、朝まで踊り明かす。」
「北海道三大○○ユースのトップ」
今まで俺は自分で宿に泊まったことはない。(ライダーハウスは除く)どうやら今回だけは泊まったほうがよさそうだ。電話して、向かった。

 めちゃめちゃ景色のきれいな所にその宿はあった。玄関を開けようとしたその時、アナウンスが入った。
「ピーッガガ、作戦指令!作戦指令!ゼロゼロナイン!」
・・上を見上げると日章旗が風でなびいていた。
「・・危険なプレッシャーを感じる。やめよっかな。
でもせっかく来たんだから・・やっぱ泊まろう!」
サザエさん家のような玄関を開けて、
俺「すいませーん。先ほど電話したものですが・・」
「いらっしゃいませー。ではこれにご記入ください。」
普通だ。たまに作戦指令が聞こえる以外は

 次に館内の説明を受けた。なんとこの宿には”時差”があり、普段の時間よりも30分早いのだ。
これを桃岩時間と言う。
飯、風呂、消灯時間など、細かく時間が決まっている。
その中で”ミーティング”なる時間がとても長い。ミィーティングのために他の時間を削っているようだ。

 館内説明が終わり、洗濯をしていると、50歳くらいのおじさんと話しかけてきた。ウインドサーフィンをしていて、いい風を礼文島で3日ほど待っているらしい。桃岩荘のことは何も知らずに来てしまったようだ。
おじさん「ユースってこんな感じなの?大学の寮生活を思い出したよ。」
やはりこの宿は、少し刺激が強すぎるようだ。

 風呂(3人で満員)、飯(給食よりも質素)をさっと済ませ、19時20分(桃岩時間)からミーティングが始まった。
「これよ!これが見たくて泊まったんだ。飯、風呂なんてどうでもいいのよ!」
そのミーティングは約2時間半行われた。
初めに礼文島の説明、外に出て沈む夕陽を見ながら歌を歌い(ちょっと感動)、部屋に戻って振付ありのアニメソングを歌い、140年の歴史を持つ桃岩荘伝統の歌を歌う。

 ユースのヘルパーの乗りはもろ応援団だが、それを宿泊者に求めることはなかった。
小ネタをたくさんやってくれ、楽しませようとする気持ちが伝わってきた。
「なるほど。連泊する人、ヘルパーになりたい人、連泊する人は素泊まりに切り替えるのはうなずけるな。」
ただ、制限が厳しい。お酒が飲めないのは俺にはちょっとつらい。でも一度は行ったほうがいいというのはうなずけた。

 22時30分(桃岩時間)には全ての明かりが消される。ああ、なんて規則正しい生活なんだ。部活の合宿を思い出した。

rebun2 001
昨日食べようと買ってくれたウニを朝食べた。バフンウニ。色がオレンジ色だ。

rebun2 003 rebun2 004
Yさんのチャリ。かなり軽そうだ。

rebun2 007 rebun2 006
スコトン岬よりトド島を眺める。行きたかったなー

rebun2 008
ホッケのチャンチャン焼き。美味。

rebun2 012 rebun2 013
桃岩。かなりの迫力だった。道の先に桃岩荘がある。

rebun2 015
沈んでいく。

今日の独り言

「桃岩荘は写真撮影禁止です。」
「桃岩荘は、行って自分の目で確かめて!」

前日の日記 TOP 翌日の日記